モノ自慢 その一 Dr.Martensのデザートブーツ
こんばんは。
最近京都は急激に冷え始め、朝起きると喉の調子が良くありません。
盆地に春と秋は存在しないのでしょうか。
どうも四季の国日本、二季の府京都在住のしがない大学生です。
今日は前回最後にちょい出しした、高2から愛用しているブーツについてちょこっとお話ししたいと思います。
こんな話、誰のためになるんだろうと思いながら毎回パソコンとにらめっこしながら書いているのですが、今回に関してはドクターマーチンを知っている人ならちょっと興味ある話なのではないかなと思います。
というのも、ドクターマーチンといえば、やはり3ホールと8ホールの黒の革靴がメジャーで、目を引くポイントとしてはほぼ全モデルに採用されているゴム底(通称『バウンシングソール』)と黄色の縫い目だと思います。僕が大学に入学した頃には3ホールの黒が超爆発的にヒットして今でも街でよく見かけます。
しかし本日ご紹介するのはこちらである。
雨の中でも普通に履いて適当に雑巾で拭くぐらいしかしていないから黒ずみ等あるが、これも味があっていいのだ。経年劣化という付加価値なのである。資本主義の根幹を揺るがす危険因子なのである。だがそれでいいのである。
現在、ドクターマーチンの販売している商品ラインナップにはないので多分廃盤になったのであろうが、僕的にはこのこじんまりとした感じがたまらないのだ。
皮はヌバックが採用されていて、質感も良いのだが、僕が買った当時はASBeeで叩き売りされていて6000円ほどで購入しました。定価は覚えてないけれど確か15000円くらいだった気がする。
多分その当時は、Timberlandのブーツが大流行して、そっちをみんな買ってたから廃盤になってしまったんじゃないかと思います。かくいう私もTimberlandのブーツが欲しかったのですがね。
このブーツを買った当時は全然ドクターマーチンというメーカーは知らなかったのですが、黒の3ホールがブレイクした時に、「あ、これか。」となりました。思わぬ形で時代を先取りしていました。
それで買った瞬間に履きたかったので、タグを切ってもらって履いて帰ったのですが、ちょうど当時は今頃の季節で、街は紅葉の季節でした。となると銀杏も大量に落ちているわけで、履いて数分で銀杏を踏んで大変ショックだったことを今も覚えています。帰って即掃除しました。
この記事を書くついでにドクターマーチンについて調べてみたんですが、やっぱり最初は工場労働者用のワークブーツ屋さんとして経営してて、1960年4月1日に今のバウンシングソールの原型であるソールをくっつけた8ホールのブーツ(1460)が登場したそうです。ちなみに1460という名前はその登場した日にちから来ているそう。
そして、いろいろあって英国のストリートシーンのアイコンとして若者に支持されてきたそうです。なので結構ロックミュージシャンとかで履いている人が多いのはそういった人たちへのリスペクトなのかもしれませんね。
なんやかんやで寒くなってきたらいつもとりあえず履いてしまうこのブーツなのですが、掃除といった掃除をほとんどしておらず、今回このブーツのルーツについて知れてより愛着が湧いたので、軽くお掃除することにします。
ご静聴ありがとうございました。
P.S.
そろそろワインが飲みたい